レビュー・映画 『バグジー』


1991年公開、アメリカ。監督は『レインマン』でアカデミー監督賞を受賞したバリー・レヴィンソン。第64回アカデミー美術賞と衣裳デザイン賞を受賞したほか、ゴールデングローブ作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞などを受賞。音楽に『ニュー・シネマ・パラダイス』や『アンタッチャブル』などを数々の名作を手がけた映画音楽家のエンニオ・モリコーネ、撮影に『ET』などでアカデミー撮影賞に何度もノミネートされているアレン・ダヴィオーを起用するなど、制作の細部までこだわりが見える。

「男ってバカよねえ」という映画である。

その「バカ」さがレベル・質・量ともに並外れている。

ラスベガス開発の基礎を築いたベンジャミン・シーゲルという実在のギャングを主人公にしており、映画のタイトル「バグジー」は、彼の綽名である。英語では、「バグ」=「虫けら」という言葉通りマイナスの響きが強く、彼自身忌み嫌っていたと言う。

主人公のバグジーをウォーレン・ビーティ、バグジーが夢中になる愛人のバージニアをアネット・ベニングが演じている。

ウォーレン・ビーティは、出演している映画観たことなかったですけど、いいですね・・・始めは「なんか、加藤茶みたい」と思ったけど(笑)

その茶目っ気と愛嬌のある顔が、「バグジー」と呼ばれてキレる時とか、冷酷無比に相手を殴ったり殺したりする時には、ほんとにやばそうに見える。でも、惚れてる女にはめっぽう弱くて、女たらしで、欲しいものは必ず手に入れないと気がすまない子供のようで、そのくせ、奥さんや子供の前では非情になりきれず、いつまでも離婚もできず、ぐずぐず、、、しょうもないけど、愛さずにはいられない、

そういう男の可愛いさ&迫力を見事に演じている。

アネット・ベニングもきれいだし演技も上手。最後に、バグジーが殺されたことを告げられるシーンでは、表情だけでよくもあれだけ表現できるものだと感心した。

舞台は、1940年代の終戦直前のアメリカ。クラシックな洋服や雰囲気もいい。

40年~50年代のアメリカン・クラシックな雰囲気が好きだ。肩の張り出した露出度の高いロングドレスとか、つばの広い帽子と手袋とか、、、

女優さんも際立って美しく怪しく見える。そう言えば、『L.A.コンフィデンシャル』とかもそんな雰囲気素敵だった。

演じている役者さんが良くて、大人な感じの映画である。

最後はちょっと切ないような終わり方だが、1人の男が見た夢物語、こんなものかな、、、としみじみするラストだった。

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