海外文学– category –
- 海外文学
書評・小説 『エリザベスとエセックス 王冠と恋』 リットン・ストレイチー
フェリペ2世のことを調べているうちに、その仇敵とも言えるエリザベス女王に興味が湧いた。 ヘンリー8世からエリザベス1世に至るチューダー朝の最盛期は、ドラマティックなエピソードも多く、映像作品では昔から何度も取り上げられている。ここ20年くらい... - 海外文学
書評・小説 『時の娘』 ジョセフィン・テイ
久しぶりに塩野七生さんの『神の代理人』や『海の都の物語』を読んでイタリア史にハマったら、その流れでスペイン史に興味が沸き、フェリペ2世にしばし没頭。フェリペ2世の仇敵であるエリザベス女王に興味は移り、『エリザベスとエセックス』を読む。そう... - 海外文学
書評・小説 『リスボンへの夜行列車』 パスカル・メルシェ
『リスボンへの夜行列車』をお得に読む 本をお得に読む方法 スイスの作家、パスカル・メルシェのベストセラー小説。表紙帯に「哲学小説」と銘打たれていたので、哲学アレルギーの私は少々身構えてしまったが、難しい表現や思想を論じたところはほとんど無... - 海外文学
書評・小説 『家族手帳』 パトリック・モディアノ
『家族手帳をお得に読む』 『暗いブティック通り』に引き続き、ノーベル文学賞、ゴンクール賞などを受賞したフランスの作家パトリック・モディアノの中編小説。 「僕」を語り手に、新生児室で娘を見つめる冒頭のシーンから始まり、「僕」のルーツと半生を... - 海外文学
書評・小説 『暗いブティック通り』 パトリック・モディアノ
ノーベル文学賞を受賞したフランスの作家パトリック・モディアノの作品。本作品は、フランスの有名な文学賞ゴンクール賞を受賞している。モディアノの作品は読んだことがなかったが、『世界の8大文学賞』で紹介されていて興味が湧いた。その名前の響きが...