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書評・小説 『桜の森の満開の下』(講談社学芸文庫) 坂口 安吾
<br /><br /> 坂口安吾は、昔「白痴」を読みかけて挫折したことがあり、あまり良い印象をもっていなかったが、別の短篇集で読んだ表題作が意外と面白かったことと、歴史ものの短編が中心だということに興味をそそられて、この本を買っ... - 日本文学
書評・小説 『宇野千代聞書集』 宇野千代
ここのところ、海外文学作品の翻訳調の文体が続いたので、少し対照的なものが読みたくなった。 平凡社ライブラリーのこの文庫には、宇野千代の「人形師天狗屋久吉」「日露の戦聞書」「おはん」の3作品が収められている。全て、主人公の「語り」のスタイル...