歴史– category –
- 歴史
書評 『階級の日本近代史』 坂野 潤治
『聖なる王権ブルボン家』の記事をインスタで紹介した際、フォロワーさんと講談社の選書メチエは中々骨太の本格派の本が多い、という話になり、お薦めいただいた本。私は日本(に限らずですが)の近現代史にめっぽう弱いのだが、小説ながら船戸与一の『満... - 歴史
書評 『デカルト、コルネーユ、スウェーデン女王クリスティナ』 エルンスト・カッシーラー
本をお得に読む方法 ユダヤ系ドイツ人のエルンスト・カッシーラーが、ナチス政権中の亡命先スウェーデンで上梓した『デカルトー学説、人格、影響』からの抄訳フランス語版を全訳したものである。クリスティナ女王への興味から手にとったのだが、とても示唆... - 歴史
書評・新書『父が子に教える昭和史』 柳田邦男ほか
最近、太平洋戦争直前の大正から昭和初期の歴史について興味がある。経済や社会の状況からして、現代の日本ととてもよく似ていると思うからだ。 しかし、日本の学校では近現代史を十分に教えないし(小中高とも時系列にそって勉強していくので、三学期には...
12