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書評・小説『鏡の中を数える』 プラープダー・ユン
主人の仕事の関係で、タイ・バンコクに駐在していたことがあり、主人は今でも毎月日本とタイを行ったり来たりしている。そんなこんなで、タイとの因縁は浅からずあるのであるが、文学となると、ずっと昔にトムヤンティの『メナムの残照』を読んだことがあ... - 海外文学
書評・小説『移動祝祭日』 アーネスト・ヘミングウェイ
『移動祝祭日』をお得に読む 本をお得に読む方法 フィツジェラルドの『夜はやさし』を読んで、むしょうに、第一次世界大戦後のパリに集結しているアメリカ人たちの様子を綴ったこの本が読みたくなった。『移動祝祭日』は、若きヘミングウェイが滞在したパ... - 海外文学
【書評】【小説】『ミドルセックス』ジェフリー・ユージェニデス
『ミドルセックス』をお得に読む 本をお得に読む方法 ジェフリー・ユージェニデスのピュリッツァー賞受賞作。 近親結婚によって生まれ、女の子として育ち、男として大人になった両性具有の少女/少年・カリオペが主人公。1920年代に祖父母がギリシアからア... - 海外文学
書評・小説 『土曜日』 イアン・マキューアン
現代作家で次の作品を読むのが楽しみな作家の一人。 タイトル通り、午前4時の突然の目覚めから始まった、中年の脳神経外科医の男にとってのある「土曜日」の刻一刻を、濃密に描く。ロンドンに住むある中年男の土曜日一日を描くことで、現代に生きる人々の... - 海外文学
書評・小説 『夜はやさし』 スコット・フィッツジェラルド
『夜はやさし』をお得に読む 本をお得に読む方法 フィツジェラルドの最長作品で、自伝的要素が強いとされている作品である。若く優秀なアメリカ人の精神科医ディックは、患者である大富豪の美しい娘ニコルと恋に落ちて結婚する。しばらくはディックは富も...