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- 日本文学
『赤頭巾ちゃん気をつけて』 庄司薫
この本は、『ローカルブックストアである福岡ブックスキューブリック』で大井実さんが取り上げていて興味を持った。初版昭和44年という相当に古い本だが、当時は若手作家が芥川賞受賞し三島由紀夫も絶賛、村上春樹のように一斉を風靡したのだと言う。私は... - 経済・社会・文化
書評 『ヨーロッパのカフェ文化』クラウス・ティーレ=ドールマン
ドイツの作家・ジャーナリストであるクラウス・ティーレ=ドールマンがヨーロッパの古今東西の有名カフェを紹介しながら、それぞれの都市のカフェ文化について綴ったエッセイ。今まで読んだ本は、英仏のカフェ文化に触れたものが多かったが、ドイツの作家... - 海外文学
『ロビンソン・クルーソー』 ダニエル・デフォー ②
本をお得に読む方法 『ロビンソン・クルーソー』は、ニーチェが「神は死んだ」と宣う200年近くも前に書かれた小説であり、娯楽小説と言えども、やはりそこには敬虔なピューリタン思想が全篇に満ちている。主人公のロビンソンは繰り返し神の救いと刑罰に言... - 経済・社会・文化
書評『ヨーロッパのサロン 消滅した女性文化の頂点』 ハイデン・リンシュ
『ヨーロッパのサロン』をお得に読む 『知の広場』の記事でも触れたが、数年前から「編集的文化が発生する場」というのに興味をもち、サロンやクラブ、カフェなどに関する本を読み漁っている。日本語で読める本でいちばん近いものは、松岡正剛氏らが共同で... - 経済・社会・文化
『知の広場 図書館と自由』 アントネッラ・アニョリ
数年前から「編集的文化が発生する場」というものに興味がある。具体的には、ヨーロッパのサロンやカフェ、クラブみたいなものだ。小林章夫他松岡正剛や田中優子も共著となっている『クラブとサロン』はもちろん読んだが、このジャンルで日本語で読める本...