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- 海外文学
レビュー・小説 『夏に抱かれて』 フランソワズ・サガン
『夏に抱かれて 』をお得に読む もっと本をお得に読むために サガンの小説は、中高生の頃一通り読んだのだが、『心の青あざ』以降の後期の作品は、急速にサガンらしい魅力を失っているように感じて、あまり好きになれなかった。 今回読んだ『夏に抱かれて... - 日本文学
書評・小説『風の歌を聴け』 村上春樹
言わずと知れた村上春樹のデビュー作である。 村上春樹の小説は一通り読んでいるので、こちらも10年以上前に読んでいるはずだが、それほど印象に残っていなかった。佐渡島庸平さんが『We are lonely, but not alone』の巻末に色々お薦めの図書を紹介してい... - 読書と書評
書評・小説『最後の息子』 吉田 修一
『最後の息子』をお得に読む 本をお得に読む方法 夏になると読みたくなる本。吉田修一さん初期の短編集で、文學界新人賞を受賞した「最後の息子」の他、「破片」「Water」の3篇を収録している。 3篇とも良いのだが何と言っても好きなのが、最後の「Water」... - 日本文学
書評・小説 『なかなか暮れない夏の夕暮れ』 江國 香織
『なかなか暮れない夏の夕暮れ』をお得に読む 本をお得に読む方法 主人公は50代の男性、稔。実家は莫大な資産家で、親友の税理士大竹に言われるがままに財産管理をし、財団や親類との最低限の付き合いに顔を出し、利益にはならないソフトクリーム専門店の... - 日本文学
書評・小説 『すいかの匂い』 江國 香織
『すいかの匂い』をお得に読む 本をお得に読む方法 これも、夏が近づいてくると、なにげなく手にとってしまう類の本。 少女の夏の物語11篇。少女と言っても、10歳には届かない、本当に小さな子供くらいの年齢だ。昭和のノスタルジックな空気が溢れている。...