村上春樹– tag –
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書評・小説 『パンダ』プラープダー・ユン
先日読んだ『鏡の中を数える』が面白かったので、今度は邦訳されている長篇小説の方を読んでみた。私はこっちの方が好きなくらい、面白かった。 27歳で日本で言えばVシネ的映画制作会社のライターとして勤めていて、太っていて不眠症でいつも目の下に隈が... -
書評・小説『カイマナヒラの家』 池澤 夏樹
大好きな本。小説と言っていいのか、芝田満之の素敵な写真と共に、池澤夏樹の趣ある文章で語られるショートストーリーの数々をまとめた、まるで詩集と写真集と小説の間にあるような本だ。 池澤夏樹は結構読んでいるのだが、長篇小説よりも、『きみが住む星... -
書評・エッセイ 『ラオスにいったいなにがあるというんですか?』 村上 春樹
村上春樹の旅行エッセイと言えば、大好きな『遠い太鼓』をはじめ、『辺境・近境』『雨天炎天』など、思わず全てを投げ出して旅に出たくなってしまうので、出産後には意図的に避けていたのだが…この本は、雑誌のコラム的なものを纏めたということもあり、か... -
書評・小説 『騎士団長殺し』 村上 春樹
『騎士団長殺し』をお得に読む もっと本をお得に読むために 村上春樹は好きなのである。もともと、『ダンス・ダンス・ダンス』や『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』などの長篇小説が大好きで、それから短篇やエッセイを読むようになってまた好... -
書評・エッセイ 『遠い太鼓』 村上 春樹
この本は、村上春樹が《ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえて》《その音を聞いているうちに、どうしても長い旅に出たく》なって、約3年間、ギリシア・イタリアを中心にヨーロッパをあちこちめぐる旅に出る、そ...