男の世界– tag –
- 日本文学
書評・小説 『流』 東山 彰良
これ、めちゃくちゃ面白かった!『世界の8大文学賞』で、直木賞受賞作品の一つとして紹介されて以来気になっていたが、なんとなく、ハードボイルドそうなイメージがあって、長い間積ん読本にしていた。こんなことならもっと早く読めば良かった。 もうとに... - 名文、名句、引用
名言・名文・名句 『神の代理人』 塩野七生
ここに、世に賞めそやされる使命感に燃えた人間の持つ危険と誤りがある。たしかに彼らには、狭い意味での利己心はない。だが、高い使命のために一身を捧げると思いこんでいるために、迷いや疑いを持たないから、独善的狂信的になりやすい。それで現実を見... - 名文、名句、引用
名言・名文・名句 『神の代理人』 塩野七生
いにしえのユダヤ人の言ったという文句で、“生ける犬は、死せる獅子に勝る“というのだ。(略)大切なことは、決してあせってはならないということだ。反対に危険なことは、自分のやっていることが無駄なことかもしれないとか、未完成に終るかもしれないと... - 日本文学
書評・小説 『新宿・夏の死』 船戸 与一
『新宿・夏の死 』をお得に読む 本をお得に読む方法 船戸与一は、インスタのフォロワーさんから『満洲国演義』を紹介して初めて知った。昨年の夏は、満洲国に浸りきった(毎年、夏には戦争についての本を一冊は読むようにしている)。スノビズムが大好物な... - 日本文学
書評・小説 『八月九日の暗号 幻花』 剣町 柳一郎
『満州国演義』シリーズをご紹介いただいたインスタグラムのフォロワーさんが、満州好きが高じて小説まで上梓されたとお聞きしたので、お手元に残った貴重な一冊をお売りいただいた。今年の夏は、満州国演義に始まり満州国演義に終わる、という感じで暮れ...