書評 『これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話』 堀江貴文

堀江貴文さんの本を読んだのは初めてなのだが、すごく面白かった。まず何より、頭の良い人が書いた文章は、やはり美しくて分かりやすくて読んでいて気持ちがいいですね…

投機的なイメージが先行していてイマイチよくわからないな、と思っていた仮想通貨だが、「新しいコンセプトとテクノロジーなのだ」ということが分かって、とてもスッキリした。とっつきにくいブロックチェーンについての解説も簡潔にしてあって、超文系の私でも、PoWで合意形成されることによって、ディセンドライズされた通貨が実現した、という重要な点は概念的に理解できた。

ブロックチェーンが作り出す、中央管理者の存在しない世界に魅了されたというい。「ブロックチェーンの魅力は、分散型であることだ。

テクノロジーは常に優越するのだ。テクノロジーの持つ力をもってすれば、国家の通貨発行権限ぐらいは、当然将来的には亡きものになるだろう。

仮想通貨の話に始まって、なめらかな経済、評価型経済、と言った話に繋がり、最後は「好きなことで生きろ」といつもの堀江節という感じで終わるのだが、そこは自然に流れていて嫌な感じはしない。

文学少女バリバリの私が、経済やお金の仕組みに興味をもったきっかけは、『エンデの遺言』という本だった。もう20年近く前に、NHKが監修した本だ。以来、この本で暗示された資本主義の問題、利子を生まないマネー、地域通貨の可能性などを頭の片隅に置きながら、細々と自分なりに勉強を続けてきた。少しずつだけど、バラバラだったピースが繋がってきた感じがしている。


書評・小説 『マンハッタン物語』 フランク・コンロイ


久しぶりに「読み終わりたくない」という気持ちになった。せっかちなので、小説はついつい急いで先を読み進んでしまうのだが、これはあまりに面白くて、終盤になっても「まだ読んでいたい」という気持ちになってしまった。 続きを読む


Mio’s Libraryへようこそ

はじめまして。

Mio’s Libraryにようこそ。

小さい頃から図書館が大好きでした。

図書館に通い詰めて司書アルバイトのお姉さんと

友達になってしまうくらい。

読書が大好きで本をついつい溜め込んでしまうので

いつか、天井から床までいっぱいの本棚に囲まれた

自分の書斎が持てたらいいなあ、と思っていました。

Libraryには図書館と書斎という2つの意味があります。

このブログが、私にとっての図書館であり書斎であるように

訪れるみなさんにとっても、

自分の図書館であり書斎であるといいなあと思っています。

ジャンルも時代も縦横無尽に

本をめぐってさまよい歩き、

そしていつも新たな発見がある

楽しくワクワクする知的スペースでありますように。