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書評・小説 『満州国演義三 群狼の舞』『満州国演義四 炎の回廊』 船戸 与一
船戸与一の遺作『満州国演義』シリーズの第3巻と第4巻。第3巻では、満州国成立後、高まる国内の不満を背景に軍部の力は増大し、五・一五事件、やがて熱河侵攻へと昇華していく。第4巻では、中国人や朝鮮人らの抗日戦が続く中、満州を巡って国際情勢は複雑... - 日本文学
書評・小説 『満州国演義一 風の仏暁』 『満州国演義二 事変の夜』 船戸 与一
『風の払暁―満州国演義一』をお得に読む 本をお得に読む方法 池澤夏樹の『静かな大地』の記事を書いた時、インスタのフォロワーさんにご紹介いただいた本。外浦吾朗の名前で有名な『ゴルゴ13』を書いた作家さんで、普段ハードボイルドな作品を全然読まない... - 日本文学
書評・小説 『静かな大地』 池澤夏樹
『静かな大地』をお得に読む 本をお得に読む方法 池澤夏樹さんは、須賀敦子さんの本を通じて知ったという、幸せな連環。どちらかと言うと、長篇小説よりも短篇やエッセイの方が良い。一番好きなのは、詩集のような写真集のようななんとも形容しがたい本『... - 日本文学
書評・小説『風の歌を聴け』 村上春樹
言わずと知れた村上春樹のデビュー作である。 村上春樹の小説は一通り読んでいるので、こちらも10年以上前に読んでいるはずだが、それほど印象に残っていなかった。佐渡島庸平さんが『We are lonely, but not alone』の巻末に色々お薦めの図書を紹介してい... - 日本文学
書評・小説 『彼女がその名を知らない鳥たち』 沼田 まほかる
沼田まほかるの作品は初めて読んだ。なんでも、湊かなえ、真梨幸子と並び、「イヤミス」=「読んだ後イヤな後味が残るミステリー」の女王として有名なそうな。 ミステリーには余り興味がないし、「イヤミス」にはなおさら興味がないのだが、インスタでも結...