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- エッセイ
書評・エッセイ『書斎の博物誌』 海野 弘
海野弘のエッセイ集。 海野弘は、アール・ヌーヴォー、1920年代、シネマ論など興味深いテーマが満載で、高校生の頃ハマってよく読んでいた。 そういう複合的なテーマを自由に軽やかにある種デカダンに論じるのが彼の魅力なんだけど、ちょっとその軽さやデ... - 海外文学
【書評】【小説】『ミドルセックス』ジェフリー・ユージェニデス
『ミドルセックス』をお得に読む 本をお得に読む方法 ジェフリー・ユージェニデスのピュリッツァー賞受賞作。 近親結婚によって生まれ、女の子として育ち、男として大人になった両性具有の少女/少年・カリオペが主人公。1920年代に祖父母がギリシアからア... - 海外文学
書評・小説 『夜はやさし』 スコット・フィッツジェラルド
『夜はやさし』をお得に読む 本をお得に読む方法 フィツジェラルドの最長作品で、自伝的要素が強いとされている作品である。若く優秀なアメリカ人の精神科医ディックは、患者である大富豪の美しい娘ニコルと恋に落ちて結婚する。しばらくはディックは富も... - エッセイ
書評・エッセイ 『本のちょっとの話』 川本 三郎
作家が書いた本の紹介本やエッセイ本は結構好きである。友達や知り合いに本を紹介してもらう時もそうだが、意外と、自分の趣味とは違う、普段では絶対選ばないような本について読んでみるのが実は面白かったりする。そういう意味で、私は普段純文学的なジ... - 海外文学
書評・小説 『書店主フィクリーのものがたり』 ガブリエル・ゼヴィン
本屋マイブームの中、近所の独立系書店を訪れて、試しに買ってみた。2016年本屋大賞の翻訳小説部門第1位らしく、失礼ながら本屋大賞には大して期待していなかったのだが、結果、この本はとても良かった。国内の現代作家には辛い点をつける私、個人的に翻訳...