文化史– tag –
- 経済・社会・文化
書評 『ベルリンのカフェ 黄金の1920年代』 ユルゲン・シェベラ ①
本をお得に読む方法 いつもながら、サロン・クラブ・カフェなど「編集的文化が発生する場」を研究する一環として。 1920年代のベルリンというのは特別な意味がある。以前読んだ、NTT出版の共著『クラブとサロン』でも、長澤均さんが「狂乱の夜、歓楽の夜 ... - 経済・社会・文化
書評 『ヨーロッパのカフェ文化』クラウス・ティーレ=ドールマン
ドイツの作家・ジャーナリストであるクラウス・ティーレ=ドールマンがヨーロッパの古今東西の有名カフェを紹介しながら、それぞれの都市のカフェ文化について綴ったエッセイ。今まで読んだ本は、英仏のカフェ文化に触れたものが多かったが、ドイツの作家... - 経済・社会・文化
書評『ヨーロッパのサロン 消滅した女性文化の頂点』 ハイデン・リンシュ
『ヨーロッパのサロン』をお得に読む 『知の広場』の記事でも触れたが、数年前から「編集的文化が発生する場」というのに興味をもち、サロンやクラブ、カフェなどに関する本を読み漁っている。日本語で読める本でいちばん近いものは、松岡正剛氏らが共同で... - 経済・社会・文化
『知の広場 図書館と自由』 アントネッラ・アニョリ
数年前から「編集的文化が発生する場」というものに興味がある。具体的には、ヨーロッパのサロンやカフェ、クラブみたいなものだ。小林章夫他松岡正剛や田中優子も共著となっている『クラブとサロン』はもちろん読んだが、このジャンルで日本語で読める本... - 経済・社会・文化
書評 『フランス絵画史 ルネッサンスから世紀末まで』 高階 秀爾 ②
ロマン主義やバルビゾン派が出てくるあたりから、革新的な絵画が「主題」ということの新しさと「表現」ということの新しさの二つの潮流に分かれていくところは、とても興味深い。ある時は、「主題」の目新しさが、斬新な「表現」を生むかと思えば、革新的...