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- 海外文学
書評・小説 『観光』 ラッタウット・ラープチャルーンサップ
季節柄、読書SNSを見ていると「今年読んだ本ベスト10」的な投稿を多く見かける。新刊なんてほとんど読まないし、今年たまたま読んだ本と限ってみたところで、ジャンルも時代も本当にバラバラ過ぎて、我ながらよくもこんな節操の無い読書してるなあ、と呆れ... - 経済・社会・文化
書評・経済書 『貧乏人の経済学 もう一度貧困問題を根っこから考える』 A・V・バナジー&E・デュフロ ③
『貧乏人の経済学』をお得に読む 本をお得に読む方法 第二部の第六章で扱うお題は「リスク分散と保険」について。貧乏な人はの生活は、そうでない人達よりもずっと不確実性が高く、リスク耐性が低いということが検証される。また、そういう常に高いリスク... - 経済・社会・文化
書評 ・経済書 『貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える』 A・V・バナジー& E・デュフロ ②
『貧乏人の経済学』をお得に読む 本をお得に読む方法 第一章は、前回の記事で述べた通り、「援助推進派」と「援助懐疑派」という対極的な二つの考え方を示し、「貧困の罠」というものが本当に存在するのか、という疑問に対し、「ランダム化試行(RCT)」と... - 経済・社会・文化
書評・経済書 『貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える』 A・V・バナジー & E・デュフロ ①
『貧乏人の経済学』をお得に読む 本をお得に読む方法 2019年ノーベル経済学賞を受賞したMITのアビジット・V・バナジーとエスター・デュフロによる共著。同じく2019年にノーベル経済学賞を受賞したハーバード大学のマイケル・クレマーと共に、貧困問題に「... - 読書と書評
書評・ノンフィクション 『ルポ資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄』 白戸 圭一
本書は、毎日新聞ヨハネスブルク特派員として4年間アフリカに在住した著者が、アフリカ社会の今を綴った渾身のルポである。 悪化する南アフリカの治安、オイルマネーによる繁栄の陰で「犯罪輸出国」の汚名を着せられるナイジェリアの組織犯罪、ルワンダの...