現代作家– tag –
- 読書と書評
いまひとたびの、森瑤子 ①
森瑤子という作家がいた。1978年、38歳の時に書いた小説『情事』が第二回すばる文学賞を受賞。英国人と結婚し3女の母であった主婦は、まさに「彗星の如く」文壇デビューを果たし、芥川賞、直木賞候補にも選ばれ、15年間に100冊以上の小説やエッセイを上梓... - 日本文学
書評・小説 『きみのためのバラ』 池澤 夏樹
『きみのためのバラ』をお得に読む 本をお得に読む方法 池澤夏樹さんによる極上の短編集。池澤夏樹さんは長編小説で幾つか文学賞を受賞されているが、今までにも何度か書いているように、私は短編小説やエッセイの方が断然良いと思う。今までは『マリコ・... - 日本文学
書評・小説 『新宿・夏の死』 船戸 与一
『新宿・夏の死 』をお得に読む 本をお得に読む方法 船戸与一は、インスタのフォロワーさんから『満洲国演義』を紹介して初めて知った。昨年の夏は、満洲国に浸りきった(毎年、夏には戦争についての本を一冊は読むようにしている)。スノビズムが大好物な... - エッセイ
書評・エッセイ 『終りの美学』 森 瑤子
『終りの美学』をお得に読む 森瑤子、最晩年のエッセイである。 彼女のバブルでスノッブなイメージが最高潮に達していた時で、エッセイの中身もとてもじゃないが、洗練さ、奥深さとは程遠い。文章が上滑りで、自己陶酔的だし、おのぼりさんや一般人に対し... - 日本文学
書評・小説 『ダンス・ダンス・ダンス』 村上 春樹 ②
『ダンス・ダンス・ダンス』をお得に読む 本をお得に読む方法 さてさて、ディティールの方。 音楽は、レイ・チャールズ、ブレンダー・リー、リッキー・ネルソン、ローリング・ストーンズ、デュラン・デュラン、ビーチ・ボーイズ、ジョン・コルトレーンなど...