関西– tag –
- 経済・社会・文化
書評 『ホテル博物誌』 富田 昭次
森瑤子の短編集『ホテル・ストーリー』の記事でも書いたが、ホテルが好きなのである。今年の夏休みも、「Stay」なんか「Go」なんかどっちじゃい、と思いながらも、小さな子供を家に縛りつけてもおれず、結局、プール付シティホテル2軒、会員制リゾートホテ... - 旅、土地
阪神スノビズム文学散歩
芦屋、岡本、御影など、いわゆる阪神間の高級住宅地を舞台とした小説に漂うなんとも言えないスノビズムが好きなのである。その原型はもちろん谷崎潤一郎の『細雪』だ。大阪船場に古いのれんを誇る薪岡家の四人姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子の四姉妹達の悠... - エッセイ
書評・エッセイ 『ほっこりぽくぽく上方さんぽ』 田辺 聖子
『ほっこりぽくぽく上方さんぽ』をお得に読む もっと本をお得に読むために ロングアイランドの次は関西が気になる、ということで、関西を舞台にした小説をぽつぽつ読んでいるうちに、関西に縁もゆかりもない私でも段々と土地勘が出てくる。そうすると地理... - 日本文学
書評・小説 『お家さん』 玉岡 かおる
神戸の小さな洋糖輸入商から始まり、大正から昭和初めまで、日本初の総合商社として日本一の年商でその名を知らしめた鈴木商店。その後継会社は、神戸製鋼所、帝人、日商岩井、太平洋セメント、IHI、サッポロアサヒビール、日本製粉、三井住友海上火災保険... - 日本文学
書評・小説 『阪急電車』 有川 浩
本をお得に読む方法 小川洋子『ミーナの行進』の芦屋に引き続き、阪神間エリアを舞台にしたこちらの小説を読んでみた。阪急電車の中でもちょっとマニアなローカル線、宝塚駅と西宮北口駅を繋ぐ「今津線」が主人公だ。 著者が実際に今津沿線に住んでいたか...
12