- 海外文学
書評・小説 『エリザベスとエセックス 王冠と恋』 リットン・ストレイチー
フェリペ2世のことを調べているうちに、その仇敵とも言えるエリザベス女王に興味が湧いた。 ヘンリー8世からエリザベス1世に至るチューダー朝の最盛期は、ドラマティックなエピソードも多く、映像作品では昔から何度も取り上げられている。ここ20年くらい... - 海外文学
書評・小説 『時の娘』 ジョセフィン・テイ
久しぶりに塩野七生さんの『神の代理人』や『海の都の物語』を読んでイタリア史にハマったら、その流れでスペイン史に興味が沸き、フェリペ2世にしばし没頭。フェリペ2世の仇敵であるエリザベス女王に興味は移り、『エリザベスとエセックス』を読む。そう... - 経済・社会・文化
書評 『西洋美術史を解体する』 白川 昌生
白川昌生さんは、以前、著書『美術・市場・通貨』を読んだが、美術史家の中でも、アートと社会との繋がりを重視する論説に、興味を惹かれた。この『西洋美術史を解体する』は、美術史もまた社会の制度の中で組み立てられたものであり、ヨーロッパ」近代に... - 歴史
フェリペ2世
スペイン(カスティーリャ王国、アラゴン王国)の国王。在位は1527から1598年。イングランド女王メアリ1世と結婚中は、共同統治者としてイングランド王フィリップ1世を、また、1580年からはポルトガル王フェリペ1世を兼ねた。神聖ローマ帝国皇帝カール5世... - 名文、名句、引用
名言・名文・名句 『女ぎらい ニッポンのミソジニー』
ポルノ規制が、年齢や文脈によってアクセスできる情報を制限するゾーニングや、有害と思われる情報を自動的に検出・排除するフィルタリングのような手法で、「見たくないものを見ない自由」を擁護することはよい。だが、それがどんなに残酷な想像力であれ...