書評 『十七世紀フランスのサロン サロン文化を彩る七人の女主人公たち』 川田 靖子

だいぶ古い本だが、『クラブとサロン』でフランスのサロンについての章を執筆していた川田靖子さんの著書。一般に、フランスサロンの全盛期は百科全書派などの活動を支えた18世紀と言われているが、本書は、その最盛期を準備した17世紀のサロン文化について、ランブイエ侯爵夫人、スキュデリー嬢、ニノンとマリオン、セヴェニエ夫人とラファイエット夫人といった女主人を元に語っている。

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書評・小説 『なかなか暮れない夏の夕暮れ』 江國 香織

主人公は50代の男性、稔。実家は莫大な資産家で、親友の税理士大竹に言われるがままに財産管理をし、財団や親類との最低限の付き合いに顔を出し、利益にはならないソフトクリーム専門店の形ばかりの社長業をするほかは、本ばかり読んで暮らしている。同じく気ままにベルリンと日本を行ったり来たりして過ごしている写真家の姉の雀、元恋人の渚とその間に産まれた娘の波十など、彼の身の回りの人々をめぐる、全くもってドラマティックではない物語。タイトルのように、なかなか終わらない一夏。

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レビュー・映画 『クリスチナ女王』

1933年公開アメリカ映画。グレタ・ガルボ主演。監督は、『喝采』『恋の凱歌』『虚栄の市』などで有名なルーベン・マムーリアン。

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おすすめ絵本1 『あおくんときいろちゃん』 レオ・レオニ

『あおくんときいろちゃん』 作:レオ・レオニ 訳:藤田圭雄 出版社:至光社

絵本だけど、絵本じゃないみたい。子供の想像力がどこまでも広がる、レオ・レオニの最高傑作。

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『クラブとサロン なぜ人びとは集うのか』 松岡 正剛 ほか

私が個人的に興味を持っている「編集的文化が発生する場」としてのクラブ、サロン、カフェ論に一番イメージの近い本。「クラブとサロン」を切り口に、古今東西様々な分野の専門家のエッセイをまとめたものだ。 続きを読む