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- エッセイ
書評・エッセイ『夢見つつ深く植えよ』 メイ・サートン
メイ・サートンの代表作。45歳を過ぎた著者が、初めてニューイングランドの古い屋敷と広大な敷地を手に入れ、新しい自分の住み家をつくりあげていく、静かだけれども躍動感のある活き活きとした日々。 どの章をとってみても、凛とした静謐な文章で、ニュー... - エッセイ
書評・エッセイ『書斎の博物誌』 海野 弘
海野弘のエッセイ集。 海野弘は、アール・ヌーヴォー、1920年代、シネマ論など興味深いテーマが満載で、高校生の頃ハマってよく読んでいた。 そういう複合的なテーマを自由に軽やかにある種デカダンに論じるのが彼の魅力なんだけど、ちょっとその軽さやデ... - 経済・社会・文化
書評『ベルリンのカフェ 黄金の1920年代』 ユルゲン・シェベラ ②
本をお得に読む方法 読みながらドイツ文化についてはまだまだ自分の勉強不足を痛感した本書だが、「編集的文化が発生する場」を考える上では、参考になることが非常に多かった。 どんな場であれば、より編集的文化が発生しやすいのか、それを事前に予測す... - 経済・社会・文化
書評 『ベルリンのカフェ 黄金の1920年代』 ユルゲン・シェベラ ①
本をお得に読む方法 いつもながら、サロン・クラブ・カフェなど「編集的文化が発生する場」を研究する一環として。 1920年代のベルリンというのは特別な意味がある。以前読んだ、NTT出版の共著『クラブとサロン』でも、長澤均さんが「狂乱の夜、歓楽の夜 ... - 日本文学
書評・小説 『あの家に暮らす四人の女』 三浦 しをん
またまた三浦しをんである。instagramで度々投稿されていて気になっていた。テレビを全く見ない私は、読んでググッてから知ったのだが、ドラマ化もされる話題作らしい。 「ねえ、気づいてる?」「私たち、『細雪』に出てくる四姉妹と同じ名前なんだよ」 と...