経済・社会・文化– category –
-
書評 『聖と俗 分断と架橋の美術史』宮下 規久朗
『聖と俗 分断と架橋の美術史』をお得に読む 本をお得に読む方法 宗教美術の専門家である宮下規久朗氏の論文をまとめたもの。タイトルに惹かれてよんでみたのだが、予想以上に面白かった。 まずなんと言っても、バロック美術をカトリックのプロバガンダと... -
書評 『退屈な美術史を止めるための長い長い人類の歴史』 若林 直樹
『退屈な美術史をやめるための長い長い人類の歴史』をお得に読む 本をお得に読む方法 タイトルからして中々野心的なこの本。総括するのは中々難しいのだが…美術史を身体、物質や技術、市場など、従来とは違った社会的な側面から解釈していて、体系的な論理... -
書評 『芸術起業論』 村上 隆
『芸術起業論』をお得に読む 本をお得に読む方法 数年前に読んで面白かったので再読。彼のアートに特別興味があったわけではないが、この本のタイトルには惹かれた。元々物書きではないので、時折言葉が乱暴だったり、話題があちらこちらに飛んで論理立っ... -
『マネーの進化史』 ニーアル・ファーガソン
『マネーの進化史』をお得に読む 本をお得に読む方法 再読本。やっぱり面白い。前回読んだ時は、ロスチャイルドがナポレオン戦争を機にどのように一財産稼いだか、ルイ15世治下のジョン・ローによるミシシッピ・バブルの顛末、日本に代表される福祉国家と... -
『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』 小林 弘人
以前読んだ『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』の対談がとても面白かったので、小林弘人のこちらの新書も読んでみた。 「社会はウェブをコピーする」というのが本書の大きなテーマである。ウェブの中で進んでいる...