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書評・経済書 『財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生』 ステファニー・ケルトン ①
現代貨幣理論MMT(Modern Monetary Theory)は、変動相場制で自国通貨を有している政府(例えば米国や日本など)は、政府債務ではなく、インフレ率に基づいて財政を調整すべき、という財政規律を主張する論派である。極論すれば、そのような国はインフレさ... - 経済・社会・文化
書評 『ホテル百物語』 富田 昭次
ホテル好きの私、同著者の『ホテル博物誌』があまりに面白かったので、こちらの方も購入してしまった。『ホテル博物誌』は、文学や美術との関連というテーマごとにエピソードを並べていたが、こちらの方は、さらにテーマを浅く広くというか、ホテルに因ん... - 経済・社会・文化
書評 『学力の経済学』 中室 牧子
『モ「学力」の経済学』をお得に読む 本をお得に読む方法 教育書と経済書の中間的な位置付けとして話題になっており、参考になるかな、と思って読んでみた。読んだ感想としては、うーん、、、教育現場に携わる方や教育政策に興味がある人には良いと思うが... - 経済・社会・文化
書評・経済書 『善と悪の経済学』 トーマス・セドラチェク ③
『善と悪の経済学』をお得に読む 本をお得に読む方法 セドラチェクの現代の主流派経済学への批判は、数学やデータや理論への傾倒だけでなく、もっと根本的な部分にも及ぶ。最後に、私の興味を惹いた部分を記録しておきたい。一つは、「財政赤字」と「経済... - 経済・社会・文化
書評・経済書 『善と悪の経済学』 トーマス・セドラチェク ②
『善と悪の経済学』をお得に読む 本をお得に読む方法 本書において、 セドラチェクは、経済学は本来哲学や倫理と切り離せないものであるにも関わらず、その視点を全く忘れた現代の主流派経済学を厳しく批判している。経済学は、数学や統計学を駆使したモ...