読書と書評– category –
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書評 『女ぎらい ニッポンのミソジニー』 上野千鶴子
『女ぎらい ニッポンのミソジニー』をお得に読む 本をお得に読む方法 チェ・ナジュム『82年生まれ、キム・ジヨン』、レティシア・コロンバニの『三つ編み』、マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』、、、現代文学を考える上で、フェミニズムは避けて通... - 読書と書評
書評 『ヴェネツィアのパトロネージ』 ローナ・ゴッフェン
イタリア・ルネサンス美術の大家であるローナ・ゴッフェンの処女作で、副題は「ベッリーニ、ティツィアーノの絵画とフランチェスコ修道会」。ヴェネツィアのサンタ・マリア・グロリオーザ・デ・フラーリ聖堂、及びその聖堂に掲げられているベッリーニの【... - 読書と書評
書評・小説 『JR上野駅公園口』 柳美里
全米図書賞の翻訳部門を受賞した柳美里さんの小説。柳美里さんの作品は長らく読んでいなかったが、受賞のニュースを知って興味が沸いた。 全米図書賞と言えば、1950年から続く権威ある文学賞であり、『世界の8大文学賞』でも紹介されていた。私が読んだ作... - 読書と書評
書評・小説 『終わった人』内館牧子
いやー、なかなか面白かった。有名な脚本家の内館牧子さんの「定年コメディ」。時勢を反映して大ヒットし、映画化もされた作品である。なんと言っても、山崎豊子さんもそうだが、「男社会を知り尽くした女性作家」が書く小説は面白い。男社会と男の本性を... - 読書と書評
書評・小説 『リスボンへの夜行列車』 パスカル・メルシェ
『リスボンへの夜行列車』をお得に読む 本をお得に読む方法 スイスの作家、パスカル・メルシェのベストセラー小説。表紙帯に「哲学小説」と銘打たれていたので、哲学アレルギーの私は少々身構えてしまったが、難しい表現や思想を論じたところはほとんど無...