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- 海外文学
書評・小説 『ペスト』 アルベール・カミュ ②
『ペスト』をお得に読む 本をお得に読む方法 私が当初期待して読み始めたように、この高名な小説が、まさかの世界的パンデミックに呆然とする我々に対して、示唆してくれるものは少なくない。ただ、この小説をタイトル通りに受け取ってはいけない。この小... - 海外文学
書評・小説 『ペスト』 アルベール・カミュ ①
- 経済・社会・文化
書評 『サロンの思想史 デカルトから啓蒙思想へ』 赤木昭三・赤木富美子 ②
後半から、やっと具体的なサロンの記述に入る。サロンの定義として冒頭に、ハイデン・リンシュ『ヨーロッパのサロン 消滅した女性文化の頂点』で弓削尚子氏の訳を引用している。また、サロン女主人の紹介が、ランブイエ侯爵夫人から始まるあたりは、川田靖... - 経済・社会・文化
書評 『サロンの思想史 デカルトから啓蒙思想へ』 赤木昭三・赤木富美子 ①
サロンに関する本も、松岡正剛ら編著『クラブとサロン なぜ人びとは集うのか』を皮切りに、ハイデン・リンシュ『ヨーロッパのサロン』、川田靖子『十七世紀フランスのサロン』、菊盛英夫『文芸サロン その多彩なヒロインたち』と順に読んでいき、5冊目とな... - 経済・社会・文化
書評・新書 『文芸サロン その多彩なヒロインたち』 菊盛 英夫 ②
もっと本をお得に読むために 革命後のフランスでは、文芸サロンの役割は、カフェやそこで発達したジャーナリズムに分散されていき、強烈な愛国者であるジュリエット・アダンのような政治色の濃いサロン、或いは画商アンブロワーズ・ヴォラールが印象派の画...