現代作家– tag –
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書評・小説 『コンビニ人間』 村田 沙耶香
「やなもん見ちゃったなあ」というのが読後の感想。決して作品や作者を貶しているわけではない。 村田沙耶香さんの作品を読むのは初めてで、特段興味があったわけではないが、Instagramで投稿が多かったようなので読んでみた。現代作家のものはあまり読ま... - 日本文学
『スナックちどり』 よしもとばなな
よしもとばななは、ものすごく思い入れがある作家というわけではないけれど、思春期の通過儀礼的に、旬の頃の作品は結構読んだ。その頃一番好きだったのは、『白河夜船』かな。 大人になってからは、『世界の旅』シリーズや『デッドエンドの思い出』『まぼ... - 日本文学
『光って見えるもの、あれは』 川上 弘美
本作は、ちょっと変わった家族(シングルマザーでライターの母親と古風な祖母)、ちょっと変わった周囲の人(遺伝的に父親にあたりながら、ふらふらと主人公の家庭に出入りする大鳥さんやなぜかその大鳥さんと気が合う担任教師のキタガー)、ちょっ... - 日本文学
『太陽の塔』 森見登美彦
たまには知らない現代作家ものも読んでみようと思い、1979年生まれという私よりも年下の若手作家、森見登美彦という人の作品を読んでみた。本作はファンタジーノベル大賞を受賞した作品。 端的に言って、深みは無いけれど、なかなか面白いし、青春時代... - 日本文学
書評・小説 『百年の預言』 髙樹 のぶ子
『百年の預言』をお得に読む 本をお得に読む方法 本作品のストーリーは中々ダイナミックで複雑だが、1986年革命前夜のルーマニアとオーストリア・ウィーンを舞台に、外交官の男性・真賀木奏とバイオリニストの女性・走馬充子の激しい恋愛が描かれる。...