第一次世界大戦前のグローバル– tag –
- エッセイ
『ショッキング・ピンクを生んだ女 私はいかにして伝説のデザイナーになったか』 エルザ・スキャパレリ
エルザ・スキャパレリに興味を持ったのは、愛知県美術館で開催されていた展覧会「コスチュームジュエリー:美の変革者たち」で彼女の作品を目にしたのがきっかけだった。 シャネルやディオールなどのシックさとは違う、アヴァンギャルドでイメージと活力に... - 経済・社会・文化
書評 『ホテル百物語』 富田 昭次
ホテル好きの私、同著者の『ホテル博物誌』があまりに面白かったので、こちらの方も購入してしまった。『ホテル博物誌』は、文学や美術との関連というテーマごとにエピソードを並べていたが、こちらの方は、さらにテーマを浅く広くというか、ホテルに因ん... - 経済・社会・文化
書評 『カフェの文化史 ボヘミアンの系譜 スフィフトからボブ・ディランまで』 スティーブ・ブラッドショー ①
1984年出版の古い本だが、タイトルに惹かれて読んでみた。内容はそれなりに面白いのだが、しかし、読みにくい。イギリスのフリーライターが書いたものだそうだが、いかにも知的エリートイギリス人らしく、持って回ったニヒルな言い方の上に、読者サイドに... - 海外文学
書評・小説 『夜はやさし』 スコット・フィッツジェラルド
『夜はやさし』をお得に読む 本をお得に読む方法 フィツジェラルドの最長作品で、自伝的要素が強いとされている作品である。若く優秀なアメリカ人の精神科医ディックは、患者である大富豪の美しい娘ニコルと恋に落ちて結婚する。しばらくはディックは富も... - 経済・社会・文化
『21世紀の資本』トマ・ピケティ ②
その前提に基づき、現在、再び大戦前に近い水準で格差拡大が進行していること、これらの問題に対処するために、国際的な枠組みでの資産税を導入する提案や、タックスヘイブンにより多大な資産、所得隠しが見逃されている問題などにも触れている。 私が経済...
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