- 日本文学
書評・小説 『ダーティ・ワーク』 絲山 秋子
絲山秋子さんが『小説すばる』に連載した、連作短編小説。ギタリストの28歳の女性熊井望を核に、直接的間接的に繋がる人たちの姿が、次々と視点を変えて語られていく。 私は音楽の中でもロックが苦手で、そちらの方の知識は全く無いのだが、有名なタイトル... - 歴史
書評 『スペイン レコンキスタ時代の王たち 中世800年の国盗り物語』 西川 和子
またまたマニアックな本をセレクトしてしまいました。『聖なる王権ブルボン家』でフランス史、『ウルフ・ホール』でイギリス史、『神の代理人』でイタリア史、とヨーロッパ各国史に触れていく中で、ルネサンス以降、スペインの存在の大きさをひしひしと感... - おすすめ絵本
おすすめ絵本26 『14ひきのこもりうた』
【】 作:いわむら かずお 出版社:童心社 【】 《概要》 ねずみの家族は、10匹の子供にお父さんとお母さんとおじいちゃんとおばあちゃんの14ひきの大家族。今日も、夕焼けに染まる中、お父さんたちが帰ってきて、お風呂に晩御飯、最後は子守唄を歌って... - おすすめ絵本
おすすめ絵本25 『たいようオルガン』
【】 作:荒井良二 出版社:偕成社 【】 《概要》 太陽がオルガン弾いて朝が来た。ゾウバスくんが朝日の中を出発して、旅をします。畑の丘を越え、街を越え、橋を渡ったり、海を渡ったりしながら、みんなゾウバスに乗ったり降りたり。途中雨が降ってきた... - 日本文学
書評・小説 『ボクたちはみんな大人になれなかった』 燃え殻
小説における時代性ってのは結構大事で、それがピタリとはまった時には、いっそ気持ち良いようなでもなぜか「このままの自分でいいのかな?」っていう居心地の悪さもあるような不思議な感覚に襲われる。 テレビの美術制作会社で働くサラリーマンが、ウェブ...