- 経済・社会・文化
書評 『コーヒー・ハウス 18世紀ロンドン、都市の生活史』 小林 章夫
『コーヒー・ハウス 18世紀ロンドン、都市の生活史』をお得に読む 本をお得に読む方法 ライフワーク的に?興味を持って調べている「編集的文化が発生する場」としてのサロン、クラブ、カフェの文化史。その中でも、イギリスのコーヒーハウスは、17〜18... - 日本文学
『スナックちどり』 よしもとばなな
よしもとばななは、ものすごく思い入れがある作家というわけではないけれど、思春期の通過儀礼的に、旬の頃の作品は結構読んだ。その頃一番好きだったのは、『白河夜船』かな。 大人になってからは、『世界の旅』シリーズや『デッドエンドの思い出』『まぼ... - 経済・社会・文化
書評 『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE.』 佐渡島 庸平
数年前から、サロンやクラブやカフェ、新しい文化やビジネスの火付け役となる非公式なネットワークやコミュニティの歴史に興味をもって、自分なりに勉強を続けている。 歴史的な興味と並行して、例えば、松岡正剛『 ボランタリー経済の誕生 』、小林弘人&a... - 日本文学
『ぼんち』 山崎 豊子
面白すぎて一気読み。 大阪の旧い商家を舞台にした著者得意の「船馬もの」である。『女系家族』とよく似た設定だが、こちらの方が断然登場人物がいきいきとして面白い。 山崎豊子は、魅力的な男性を描くのがほんとに上手いなあ、と感心させられる。主人公... - 経済・社会・文化
書評 『聖と俗 分断と架橋の美術史』宮下 規久朗
『聖と俗 分断と架橋の美術史』をお得に読む 本をお得に読む方法 宗教美術の専門家である宮下規久朗氏の論文をまとめたもの。タイトルに惹かれてよんでみたのだが、予想以上に面白かった。 まずなんと言っても、バロック美術をカトリックのプロバガンダと...