- エッセイ
書評・エッセイ 『ラオスにいったいなにがあるというんですか?』 村上 春樹
村上春樹の旅行エッセイと言えば、大好きな『遠い太鼓』をはじめ、『辺境・近境』『雨天炎天』など、思わず全てを投げ出して旅に出たくなってしまうので、出産後には意図的に避けていたのだが…この本は、雑誌のコラム的なものを纏めたということもあり、か... - 日本文学
『女系家族』山崎 豊子
山崎豊子は、社会の巨悪を暴く!って感じのイメージがあるけれど、実は、大阪の老舗商家が集まる舟場出身のお嬢様(いとさま)。だから、京阪神の雅で豪奢な風俗を描いて楽しむスノビッシュなところもあったりして、それも読む楽しみの一つ。 こちらの作品も... - 日本文学
書評・小説 『騎士団長殺し』 村上 春樹
『騎士団長殺し』をお得に読む もっと本をお得に読むために 村上春樹は好きなのである。もともと、『ダンス・ダンス・ダンス』や『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』などの長篇小説が大好きで、それから短篇やエッセイを読むようになってまた好... - 経済・社会・文化
書評 『退屈な美術史を止めるための長い長い人類の歴史』 若林 直樹
『退屈な美術史をやめるための長い長い人類の歴史』をお得に読む 本をお得に読む方法 タイトルからして中々野心的なこの本。総括するのは中々難しいのだが…美術史を身体、物質や技術、市場など、従来とは違った社会的な側面から解釈していて、体系的な論理... - 経済・社会・文化
書評 『芸術起業論』 村上 隆
『芸術起業論』をお得に読む 本をお得に読む方法 数年前に読んで面白かったので再読。彼のアートに特別興味があったわけではないが、この本のタイトルには惹かれた。元々物書きではないので、時折言葉が乱暴だったり、話題があちらこちらに飛んで論理立っ...