- 海外文学
『浮世の画家』 カズオ・イシグロ
実は読むのは3度目。カズオイシグロの作品は、いかにも海外文学らしいというか、本当に繊細で微妙な作風なので、レビューするのをついつい怠ってしまい、結果、なんの話だったかすらあまり覚えてなかったり…(笑)この手の作品って、ただ物語に乗って漂って... - 日本文学
書評・小説 『舞姫』『雁』 森鴎外
『舞姫』をお得に読む 本をお得に読む方法 須賀敦子さんの『遠い朝の本たち』で、敦子さんのお父様が森鴎外を殊の外気に入っていたエピソードに触れ、久しぶりに読んでみたくなった。中高生の頃に、『舞姫』やら『山椒大夫』やら、通過儀礼的に夏目漱石と... - 経済・社会・文化
書評 『ヨーロッパのカフェ文化』クラウス・ティーレ=ドールマン
ドイツの作家・ジャーナリストであるクラウス・ティーレ=ドールマンがヨーロッパの古今東西の有名カフェを紹介しながら、それぞれの都市のカフェ文化について綴ったエッセイ。今まで読んだ本は、英仏のカフェ文化に触れたものが多かったが、ドイツの作家... - 海外文学
『ロビンソン・クルーソー』 ダニエル・デフォー ②
本をお得に読む方法 『ロビンソン・クルーソー』は、ニーチェが「神は死んだ」と宣う200年近くも前に書かれた小説であり、娯楽小説と言えども、やはりそこには敬虔なピューリタン思想が全篇に満ちている。主人公のロビンソンは繰り返し神の救いと刑罰に言... - 海外文学
『ロビンソン・クルーソー』 ダニエル・デフォー①
『ロビンソン・クルーソー』をお得に読む 本をお得に読む方法 言わずと知れた古典的名作だが、元々好きなジャンルでもなく、18世紀初頭に書かれたこの冒険的小説をわざわざ読んでみようとは思っていなかった。興味を持ったのは、文化史や経済史の本を読ん...