- 日本文学
書評・小説 『お家さん』 玉岡 かおる
神戸の小さな洋糖輸入商から始まり、大正から昭和初めまで、日本初の総合商社として日本一の年商でその名を知らしめた鈴木商店。その後継会社は、神戸製鋼所、帝人、日商岩井、太平洋セメント、IHI、サッポロアサヒビール、日本製粉、三井住友海上火災保険... - 経済・社会・文化
書評 『バロックの光と闇』 高階 秀爾 ②
『バロックの光と闇』をお得に読む 本をお得に読む方法 バロックを反「古典主義的なもの」と定義し、その対比から特質を捉えることは《便利》だが、一方で、ヴェルフリンのような概念化は《うっかりすると図式化する危険性がある》。実際のバロックは、反... - 経済・社会・文化
書評 『バロックの光と闇』 高階 秀爾 ①
『バロックの光と闇』をお得に読む 本をお得に読む方法 先日、名古屋市美術館の『カラヴァッジョ展』に行き、ミュージアムショップで購入した一冊。小学館版『バッハ全集』全15巻に、「バロックの美術」として掲載した文章をまとめたものだが、タイトルは... - 海外文学
書評・小説 『ラブ&デス』 ギルバート・アデア
またまたロングアイランド好きの私にもたらされた朗報。ロングアイランドを舞台にしたこちらの小説、しかも、著者はこの間観たベルトルッチ監督の映画『ドリーマーズ』の原作者でもあるギルバート・アデアで、こちらの作品も1997年に映画化されているとい... - 美術、芸術
展覧会 名古屋市美術館 「カラヴァッジョ展」(2019年10月26日〜12月15日)
宮下規九朗『聖と俗』を読んでから、もう一度カラヴァッジョをしっかり観たいと思っていたのだが、中々行く機会がなくて、展覧会最終日直前に駆け込んでやっと観てきた次第です。 ヴァロックの先駆者とも言われるカラヴァッジョ、そのヴァロックはローマ・...