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書評・小説 『きのね』 宮尾 登美子
『きのね 』をお得に読む 本をお得に読む方法 久しぶりにめくるめく小説の世界にどっぷり浸かりたい!と思って、宮尾登美子さんの中ではなぜか読み残していたこの作品を手にとった。結果は・・・期待通りのどっぷり2日間の宮尾ワールドに浸れて幸せでした(... - 日本文学
書評・小説 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』 辻村 深月
母娘もの、ということで、面白そうだったので読んでみた。 実際には、母娘の葛藤だけでなく、女同士の友情というか友達関係みたいなところがかなり濃密に描かれていた。母娘の関係というのも、結局1つの女同士の関係であり、女の嫉妬やら自立やら絡んでい... - 日本文学
『輝く日の宮』 丸谷 才一
面白かった〜。日本文学の評論家としても著名な丸谷才一が書いた、源氏物語へのオマージュのような不思議な長篇小説。 表題の『輝く日の宮』とは、『源氏物語』で、桐壺の巻のあとにかつて存在したが失われてしまったとされる巻の名前を言うのだそうだ。(... - 日本文学
『赤頭巾ちゃん気をつけて』 庄司薫
この本は、『ローカルブックストアである福岡ブックスキューブリック』で大井実さんが取り上げていて興味を持った。初版昭和44年という相当に古い本だが、当時は若手作家が芥川賞受賞し三島由紀夫も絶賛、村上春樹のように一斉を風靡したのだと言う。私は... - 日本文学
『山椒大夫』 森鴎外
『山椒大夫』をお得に読む 本をお得に読む方法 またまた森鴎外である。今更ながら鴎外先生に首ったけである。 有名な説教節の演目の一つ『さんせう太夫』、子供向け説話としては『安寿と厨子王』として知られる作品を基にしたごく短い短編。 全く予備知識...