読書と書評– category –
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おすすめ絵本15 『ゆきのしたのおともだち』
『ゆきのしたのおともだち』 さく:ばんたくま 出版社:くもん出版 【】 《概要》 外は雪。巣穴に閉じこもって誰とも遊べないうさぎさんのところに、なんと穴を掘ってもぐらがやってきた。二人は、穴をどんどん掘って、きつねさん、いのししさん、くまさ... - 読書と書評
書評・ノンフィクション 『パリの国連で夢を食う。』 川内 有緒
『パリの国連で夢を食う。』をお得に読む 本をお得に読む方法 ちょいと調べ物があり、珍しく日本人が国連のお仕事について書いたこちらのノンフィクションを手に取ってみたのだが、、、国連はそっちのけで普通にエッセイ的読み物として面白かった。 著者は... - 読書と書評
書評 『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』 ジョゼフ・E・スティグリッツ
2020年、新型コロナウイルスが世界中に蔓延。ここ数十年、そしてこれから数十年も、破竹の勢いで前進するしかないと思われたグローバリズムに、こんな逆風が吹くなんて、一体、誰が予想したことだろう。本書の初版は2001年と、ビジネス経済書としては古過... - 読書と書評
書評・小説 『螢・納屋を焼く・その他の短編』村上 春樹
どこかで村上春樹が、自分は短編小説で実験的書いたものを長編小説に持ち込んで書くのだ、と言っているのを聞いて、久しぶりに短編小説も読みたくなった。 そういう目で改めて読み返してみると、なるほど、村上春樹の長編小説で用いられるモティーフや題材... - 読書と書評
書評 『階級の日本近代史』 坂野 潤治
『聖なる王権ブルボン家』の記事をインスタで紹介した際、フォロワーさんと講談社の選書メチエは中々骨太の本格派の本が多い、という話になり、お薦めいただいた本。私は日本(に限らずですが)の近現代史にめっぽう弱いのだが、小説ながら船戸与一の『満...