読書と書評– category –
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書評・経済書 『善と悪の経済学』 トーマス・セドラチェク ①
『善と悪の経済学』をお得に読む 本をお得に読む方法 ギルガメシュ叙事詩から始まり、旧約聖書、ギリシア哲学、キリスト教からデカルトに至る近代哲学の変遷に触れたこの本の文類を経済書、とするのには少し抵抗がある。しかし、まさにそういう内容を「経... - 読書と書評
書評・小説 『十一月の扉』 高楼 方子
『十一月の扉』をお得に読む 本をお得に読む方法 十一月になると読みたくなる本。 「私にとっての意味というのはね、『十一月には扉を開け。』ってことよ。どっちがいいかって迷うような事があっても、それが十一月なら、前に進むの。 家族の引越しを機に... - 読書と書評
おすすめ絵本16 『アンナの赤いオーバー』
【】 文:ハリエット・ジィーフェルト 絵:アニタ・ローベル 訳:松川真弓 出版:評論社 【】 《概要》 戦争が終わったらアンナは新しいオーバーを買ってもらうことになっていました。でも、戦争が終わったらお店は空っぽ、お金も食べ物もありません。お... - 読書と書評
書評・エッセイ 『残花亭日暦』 田辺 聖子
田辺聖子さんのエッセイ。2001年6月から始まり年明けて2002年の3月までを日記風に綴っている。 前半は、田辺聖子さんのお仕事や生活ぶりが垣間見えて楽しい。2001年だから執筆当時は御歳73歳ということになるが、まあ、精力的な活動ぶりには恐れ入る。90を... - 読書と書評
書評・小説 『1973年のピンボール』 村上 春樹
『風の歌を聴け』の後、『羊をめぐる冒険』そして『ダンス・ダンス・ダンス』に続く4部作シリーズの2作目にあたる。 長編小説だが、村上春樹の作品の中ではちょっと特異な作品だと思う。村上春樹お得意の、文学、音楽、グルメについての具体的モティーフが...