読書と書評– category –
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書評・小説『移動祝祭日』 アーネスト・ヘミングウェイ
『移動祝祭日』をお得に読む 本をお得に読む方法 フィツジェラルドの『夜はやさし』を読んで、むしょうに、第一次世界大戦後のパリに集結しているアメリカ人たちの様子を綴ったこの本が読みたくなった。『移動祝祭日』は、若きヘミングウェイが滞在したパ... - 読書と書評
書評・新書『父が子に教える昭和史』 柳田邦男ほか
最近、太平洋戦争直前の大正から昭和初期の歴史について興味がある。経済や社会の状況からして、現代の日本ととてもよく似ていると思うからだ。 しかし、日本の学校では近現代史を十分に教えないし(小中高とも時系列にそって勉強していくので、三学期には... - 読書と書評
書評・エッセイ『夢見つつ深く植えよ』 メイ・サートン
メイ・サートンの代表作。45歳を過ぎた著者が、初めてニューイングランドの古い屋敷と広大な敷地を手に入れ、新しい自分の住み家をつくりあげていく、静かだけれども躍動感のある活き活きとした日々。 どの章をとってみても、凛とした静謐な文章で、ニュー... - 読書と書評
書評・エッセイ『書斎の博物誌』 海野 弘
海野弘のエッセイ集。 海野弘は、アール・ヌーヴォー、1920年代、シネマ論など興味深いテーマが満載で、高校生の頃ハマってよく読んでいた。 そういう複合的なテーマを自由に軽やかにある種デカダンに論じるのが彼の魅力なんだけど、ちょっとその軽さやデ... - 読書と書評
書評『ベルリンのカフェ 黄金の1920年代』 ユルゲン・シェベラ ②
本をお得に読む方法 読みながらドイツ文化についてはまだまだ自分の勉強不足を痛感した本書だが、「編集的文化が発生する場」を考える上では、参考になることが非常に多かった。 どんな場であれば、より編集的文化が発生しやすいのか、それを事前に予測す...