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- 海外文学
書評・小説 『アデン・アラビア』 ポール・ニザン
かなり疲れる本だった・・・ 池澤夏樹さんセレクトの世界文学全集シリーズはとてもお気に入りで、今回はフランス文学シリーズのこちらを購入。 僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない。 という冒頭の一文が有... - 海外文学
書評・小説 『イギリス人の患者』 マイケル・オンダーチェ
<br /><br /> 原作は英国で名誉あるブッカー賞に輝き、映画化された作品はアカデミー賞を受賞した、という何かと話題の多い作品。今回、先に原作を読んでみたのだが、なるほど、映画化したくなる気持ちがわかるくらい、美しく... - エッセイ
書評・エッセイ 『反戦の手紙』 ティツィアーノ・テルツァーニ
イタリア人ジャーナリストの筆者が、アメリカへ中東・アフガニスタンでの反戦を訴えた一連の寄稿をまとめた本である。発表した当時、テロへの復讐に燃えるアメリカでは相当な反響があったようだ。 筆者は、中東とアメリカとの関係を、アメリカを中心とする... - 日本文学
書評・小説 『宇野千代聞書集』 宇野千代
ここのところ、海外文学作品の翻訳調の文体が続いたので、少し対照的なものが読みたくなった。 平凡社ライブラリーのこの文庫には、宇野千代の「人形師天狗屋久吉」「日露の戦聞書」「おはん」の3作品が収められている。全て、主人公の「語り」のスタイル...