映画と文学– tag –
-
レビュー・映画 『つぐない』
2007年公開、イギリス、フランス、アメリカ制作。『プライドと偏見』で評判の高かったジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイのコンビ第2弾。第65回ゴールデングローブ作品賞、第80回アカデミー賞では7部門にノミネートされ、やはり『プライドと偏見』で... -
レビュー・映画『ラスト・コーション』
2007年公開、アメリカ・台湾・香港制作。台湾の鬼才アン・リー監督が、アイリーン・チャンの短編小説『色・戒』を原作に映画化。第64回ヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞、『アモーレス・ペロス』や『ブロークバック・マウンテン』などを手がけたメキシ... -
レビュー・映画 『クリスチナ女王』
1933年公開アメリカ映画。グレタ・ガルボ主演。監督は、『喝采』『恋の凱歌』『虚栄の市』などで有名なルーベン・マムーリアン。 『ヨーロッパのサロン 消滅した女性文化の頂点』を読んで、クリスティーナ女王に興味をもち、なんとなくこの映画を観てみた... -
書評・小説 『テレーズ・ラカン』 エミール・ゾラ
『テレーズ・ラカン 』をお得に読む 本をお得に読む方法 エミール・ゾラ初期の中篇小説。2019年春の岩波文庫リクエスト復刊。1953年、マルセル・カルネ監督作品のフランス映画『嘆きのテレーズ』の原作となっている。 19世紀のフランス・パリの裏街。単調... -
書評・小説 『メナムの残照』 トムヤンティ
タイの女性作家トムヤンティの作品で、タイでは映画化もされている有名な作品。高校生の頃、図書館で偶然見つけて読んだだが、すごく面白くて印象に残っていた。 作品の特徴を一言で言えば、タイ版『風と共に去りぬ』。第二次世界大戦下のタイ・バンコクを...