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- 経済・社会・文化
書評 『サロンの思想史 デカルトから啓蒙思想へ』 赤木昭三・赤木富美子 ②
後半から、やっと具体的なサロンの記述に入る。サロンの定義として冒頭に、ハイデン・リンシュ『ヨーロッパのサロン 消滅した女性文化の頂点』で弓削尚子氏の訳を引用している。また、サロン女主人の紹介が、ランブイエ侯爵夫人から始まるあたりは、川田靖... - 経済・社会・文化
書評 『サロンの思想史 デカルトから啓蒙思想へ』 赤木昭三・赤木富美子 ①
サロンに関する本も、松岡正剛ら編著『クラブとサロン なぜ人びとは集うのか』を皮切りに、ハイデン・リンシュ『ヨーロッパのサロン』、川田靖子『十七世紀フランスのサロン』、菊盛英夫『文芸サロン その多彩なヒロインたち』と順に読んでいき、5冊目とな... - 経済・社会・文化
書評 『カフェの文化史 ボヘミアンの系譜 スフィフトからボブ・ディランまで』 スティーブ・ブラッドショー ②
ヨーロッパからアメリカまで、様々な国、時代の芸術家や文人たち、そして彼らが訪れたカフェの名前など、横溢する文化的知識と固有名詞に埋没してしまいそうだが、タイトルに「カフェの文化史」(Cafe Society)と銘打っている通り、カフェの社会的な側面... - 経済・社会・文化
書評 『カフェの文化史 ボヘミアンの系譜 スフィフトからボブ・ディランまで』 スティーブ・ブラッドショー ①
1984年出版の古い本だが、タイトルに惹かれて読んでみた。内容はそれなりに面白いのだが、しかし、読みにくい。イギリスのフリーライターが書いたものだそうだが、いかにも知的エリートイギリス人らしく、持って回ったニヒルな言い方の上に、読者サイドに... - エッセイ
書評・エッセイ 『太宰婚 古本カフェ フォスフォレッセンスの開業物語』 駄場みゆき
『太宰婚 古本カフェ・フォスフォレッセンスの開業物語』をお得に読む 新しい本屋のかたちに興味があって、大井実『ローカルブックストアである 福岡ブックスキューブリック』や辻山良雄『本屋、はじめました』などの本を読んでいるが、こちらは新刊本屋で...