名言・名文・名句 『彼女たちの場合は』 江國香織


よく知っている自分?川ぞいの道を歩きながら、逸佳は自問する。それはどういう自分なのだろう。頑固?社交下手?小心者?気難し屋?どれも事実だとは思うが、それらとは違う何かだという気もした。(略)

昔は駅舎だっという倉庫群を通りすぎながら、一人ぼっちの自分だと、ふいに思いあたった。逸佳にとって、自分のよく知っている自分というのはつまり、一人ぼっちの自分のことなのだった。

『彼女たちの場合は』

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