レビュー・映画 『つぐない』

2007年公開、イギリス、フランス、アメリカ制作。『プライドと偏見』で評判の高かったジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイのコンビ第2弾。第65回ゴールデングローブ作品賞、第80回アカデミー賞では7部門にノミネートされ、やはり『プライドと偏見』で音楽を担当したダリオ・マリアネッリの作曲により、作曲賞を受賞した。 続きを読む


レビュー・経済書 『貧困の終焉 2025年までに世界を変える』 ジェフリー・サックス ②

マラリアとエイズがアフリカでどれほど猛威を振るい、人々を貧困や死に縛り付けているかを、ジェフリー・サックスは短く的確な文章で教えてくれる。

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レビュー ・経済書 『貧困の終焉 2025年までに世界を変える』 ジェフリー・サックス ①

本書の著者、ジェフリー・サックス氏は、29歳の若さでハーバード経済学部の教授となり、途上国政府や世界銀行など各国際機関のアドバイザー及び国連ミレニアム・プロジェクトの長を務め「世界で最も重要なエコノミスト」(ニューヨーク・タイムズ・マガジン)とまで言われる、世界随一の経済学者であり国際開発の第一人者である。 続きを読む

レビュー・映画 『バグジー』

1991年公開、アメリカ。監督は『レインマン』でアカデミー監督賞を受賞したバリー・レヴィンソン。第64回アカデミー美術賞と衣裳デザイン賞を受賞したほか、ゴールデングローブ作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞などを受賞。音楽に『ニュー・シネマ・パラダイス』や『アンタッチャブル』などを数々の名作を手がけた映画音楽家のエンニオ・モリコーネ、撮影に『ET』などでアカデミー撮影賞に何度もノミネートされているアレン・ダヴィオーを起用するなど、制作の細部までこだわりが見える。

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書評・小説 『満州国演義三 群狼の舞』『満州国演義四 炎の回廊』 船戸 与一

船戸与一の遺作『満州国演義』シリーズの第3巻と第4巻。第3巻では、満州国成立後、高まる国内の不満を背景に軍部の力は増大し、五・一五事件、やがて熱河侵攻へと昇華していく。第4巻では、中国人や朝鮮人らの抗日戦が続く中、満州を巡って国際情勢は複雑化していき、内地ではついに二二六事件が起こり、日本人が新たな戦争への道を確実に歩み始めるまでが描かれる。 続きを読む